鶴岡八幡宮近く、雪ノ下の閑静な民家である。大佛次郎が客人をもてなす場として使っていたという「旧大佛次郎茶亭」。現在は年2回、公開されている。春の公開に足を運んだ。


大正8(1919)年に建てられたという、茅葺き屋根の平屋建て。「旧大佛次郎茶亭」ホームページによれば、一時は存続の危機があったものの、2023年の改修を経て現在の姿が保たれているという。

2026年春の公開は4月8日。毎年春と秋冬の各一日に、公開日が設定されている。この日は陽光に恵まれて、建物と緑のコントラストが美しかった。


よく見ると、屋根の上にも植物が生えている。改修時、屋根の葺替えで「芝棟」にし、イチハツ(アヤメ科)の球根を植えたのだという。

室内側から庭に目をやる。多様な樹木があり、実に落ち着く眺めだ。

春の公開日、しだれ桜もまだ残っていた。

施設は、予約のうえ展示や茶会に利用することが可能。
<施設情報>
旧大佛次郎茶亭
住所:鎌倉市雪ノ下1-11-22
旧大佛次郎茶亭 ホームページ

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